恋愛感情の本質とは
今日、女性の先輩の恋愛相談に答えていて思ったことです。
その人は彼氏が何を考えているのかわからないそうです。
彼氏との望ましい関係は以下で、どのようにすれば良いのかと。
①お互いにずっと好きでドキドキしていたい
②一緒にいて誰よりも安心できるようになりたい
①と②が矛盾しているのはお分かりでしょうか?
相手のことが好きでドキドキするのは、出会ってすぐの状態が最大で、相手のことがよくわからないから、よくわからない部分に理想の相手像を当てはめて、勝手に相手のことを想像妄想してドキドキしている状態でこれが恋愛感情の本質です。情報量が少ない状態ですね。
一緒にいて誰よりも安心できるようになるためにはお互いの理解がこれ以上ないくらいに進んでいないと叶いません。情報量が多い状態ですね。
また理想の相手像を相手に押し付けるのは、相手がきちんと見えていないので後から「こんなはずじゃなかった」がたくさん出てくることになりますね。
これが結婚後だったら、かなりホラーじゃないでしょうか。
ちょっと話はそれますが、相手に期待をしてしまうのは女性がやりがちで、「男は加点法で女は減点法で異性をみる」の内訳になりますね。
さらに、自分の対人関係での接し方はミラー効果で相手も同じように接してくるので、相手をきちんと見ない態度でいると、相手も自分を見てくれません。
内面・人間性での関係性が作れないばかりか、ヤリモク男性を惹きつけることになってしまいますね。
恋愛は恋愛で楽しんで、結婚は結婚で別と考えている消極的なヤリモク男性(8割程度)も含めて。
セックスしか価値がない女アピールをしてしまっているわけですから。
極論、セックス の行為そのものは誰とでもできてしまいます。
その相手とでないと話すことができない話題や、ボケやツッコミができてこその人間関係や結婚なのではないでしょうか。
冒頭に戻りますが、良好な結婚生活のためには相互理解が必要不可欠です。
そうすることで誰よりも安心できる関係性が作れます。
恋愛感情の本質は、相手に対する情報不足と、そこから生まれる相手への期待でしたね。
結婚して家族になるためには、情報量を増やして恋愛感情を乗り越えたその先にあるものを見る必要があるとも言えます。
深く関わっていく中では、相手の良いところ(自分にとって都合の良い部分)だけではなく悪いところ(自分にとって都合の悪い部分)もたくさん見えてくるでしょう。
きちんとみて、受け入れなくてはいけません。
なんでも相手のありのままの姿を受け入れる態度も、相手から見たら魅力的です。
相手と自分の情報量が増えて、恋愛感情がなくなった頃に何が残るのか。
それが本当の理想の相手や運命の相手なのではないでしょうか。