なぜ人を切るのが駄目なのか
今回は
1.なぜ人を切るのがダメなのか
2.人を切る態度とはどのようなものなのか
3.人を切らないためのメンタリティ
についてお話していこうと思います。
1.なぜ人を切るのがダメなのか
前提として、人が人を見る時に1番気にするのはその人が他の人とどんな関係性を築いてきた人なのかってことなんですよね。
初対面の情報が少ない時を思い浮かべれば分かりますが、相手に聞くことは部活や趣味、家族や友達の話あたりだと思います。
それを分解すると「あなたは他者とどんな関係を作る人ですか?」ってことを聞いているんですよね。
さて、ここで怖いのが人を切る態度になります。
人を切る人なんだなーって相手に思われてしまうと「いつか自分もこの人に切られてしまうのではないか」と疑念が生まれて相手が自分をさらけ出さなくなったり、本音で話してくれなくなったり、信頼関係が作りにくくなってしまいます。
関係性が浅い段階であればあるほど。
人間関係を長期的に良好にするために必要なことは、何よりも信頼関係でしたね。
それを手放してしまうということは、上辺の人間関係に好かれて、本質的な本当に安心できる人間関係には嫌われてしまうということです。
2.人を切る態度とはどのようなものなのか
基本的に人間関係は選んではいけないわけです。
人を切らないことだけでなく、特定の人にやたらと好意的に接するのも良くありません。
その特定の人に、「好意を持たない人には冷たいんだな」「何かで自分が好意を持たれなくなったらあんな風に冷たく接せられてしまうんだな」と思わせてしまうことになるからです。
本当に信頼される人になるためには、全ての人に平等に接する態度が求められます。
これを「女神マインド」と名付けます。
裏表の無さですね。
これが相手に究極の安心感を与えます。
「この人は誰のことも評価しないし、この楽しんでいる姿は本心なんだろうな」と。
信頼関係の基礎になり、みんなが求める信頼し合える関係の最短ルートになります。
3.人を切らないためのメンタリティ
上記を人に伝えると、「それは正直分かっているけど難しい」、「そんなに良い人になれない」「営業トークになってしまって楽しめない」といった言葉をいただくことが多いです。
1度大人数が集まる場で女神マインドをやってみると分かりますが、そうすることの方が結果的に楽しくなるんですよ。
女神マインドとは、話しかけやすい人になる方法でもあるので、皆さんが自己開示を沢山してくれて色々なお話が聞けるし、その後の飲み会等にも呼ばれやすくなります。
結果的に、狙った相手と仲良くなりやすい状態になれるんですよね。
その過程で色々な人と関われるので楽しいし、対人関係スキルも磨かれます。
だって、初対面の時に外見でなんとも思っていなかった人が実はすごいステータスを持っていたことや、大分話して打ち解けあった後に実はすごくギャグセンスが高かった、なんてことはザラだからです。
人は本当の意味で見かけ情報はあてになりません。
最初になんとも思っていなかった分、実はすごく面白い人だった!って分かった瞬間の感動は格別です。
多分このパターンが1番上手くいく人間関係のパターンですね。究極の加点方式になります。
相手のありのままを受け入れる姿勢ですね。
これも女神マインドです。
人を切らないために持つべきメンタリティをまとめると、
・相手のことに何にでも興味を持つ
・目の前のなんとも思っていない人はもしかしたらすごい人かもしれない
・または自分を理想の人に近づけてくれる人
といったところですかね。
色々な人と関わってお話を聞くのは、自身の対人スキルや社交性を磨くためと考えてみるのはどうでしょうか。