理想の相手と出会うためには
理想の相手とはどんな人でしょうか。
それはお金持ちの人?高身長の人?優しい人?
それともあなたに尽くしてくれる人?わがままを聞いてくれる人でしょうか?
私は母から、「結婚するなら自分よりも立場の弱いもの(人や動物など)に優しくできる人としなさい」と言われてきました。
恋をしているのだからあなたに優しさを向けるのは当然とも言える。
でもその他の立場の人にも優しくできるのか。他の人への態度で見極めなさいということです。
脳科学によると、恋愛感情は半年から、長くても3年でなくなります。
完全になくなりはせずとも、出会った当初のようにずっとドキドキすることはないでしょう。
結婚生活は50年間続きます。
にもかかわらず、私たちは人生の割と早い段階で、長い期間を共にする配偶者を決めることになることが多いです。
20代程度ではまだまだ人生経験も足りず、何を決め手にして良いかわからないでしょう。
では何を基準に結婚相手を選べば良いのか。
世の中には正しいことも間違っていることもありません。
正しいと思っていること、間違っていると思っていることでも、見る角度や立場を変えれば全く逆になるというのはよくあることです。
初対面〜会うのが3回目程度では見た目以上の情報はほとんどありません。
重要なのは、相手が今までどんな人とどんな関係性を築いてきたかであり、人間性です。
逆に、相手からみられているのはそこになります。
見た目でも性格でも、その人への態度でもなく、他の人との関係性や他の人への態度です。意外でしょ?
そのためにはできるだけ多くの人と関係性を作ることが大切です。
それがあなたの魅力となり、それがモテです。
モテている事実よりも状況を先に作るとも言えますね。
だって、たくさんの人の輪にいて、しかもその中の会話を上手に回すように立ち回れる人は魅力的でしょ?
また、特に初対面では相手がみているのは自分以外の人との関係性なので、誰とでも平等に接することができる人はとても魅力的に映ります。
そのため、そのように振る舞うのが望ましいです。
これはある程度の頭の良さと物怖じしない態度、問題発見・解決能力(困っている人を見つけて困りごとを解決する)が必要ですが、これは場数を踏むことで徐々に身につくと思います。
これはハイステータスの男性が妻に求める能力そのものですね。
平等に接するとは、ネアカの人にもネクラな人にも、美人やイケメンにもそうでない人にも、コミュ力のある人にもない人にも、お金持ちな人にもそうでない人にも、好きな人にも好きでない人にも、同じように接するということです。
つまり、一般的に三高(高収入・高身長・高学歴)といわれるハイステータスの男性と結婚したいと思っているのであれば、人間性を磨いた方が結婚向けの女になるため効率的です。
多くの人がやっているメイクやオシャレを頑張るのも良いですが、性的になりすぎるため恋愛向けの女になってしまい、結婚からはむしろ遠ざかってしまうことの方が多いです。
そのために10代とか20代前半では、クローズな関係性である彼氏や彼女を作って、人間関係を先細りにさせていくよりより多くの人と関わることが重要なわけです。
この時期は若すぎて結婚とかできないしね。
(たまにこの時期に出会った人とずっと付き合って結婚することもありますが、非常に稀で、別の要素が絡んできた場合にのみ結婚します。)
10代20代の若い時期では、できるだけ多くの人が集まる場所に出向き、いろんな人との関わりから多くのことを学び、今後の人生に活かせるスキルを目一杯磨かなくてはいけません。
(現在はコロナ渦ですが直接会わなくてもネットが随分発達しています。)
良い結婚をするためには、お互いがそのステータスのスキルを身につけていることが必要不可欠だからです。
当たり前といえばそうなんだけど、お仕事の能力とか家事や生活環境を整えるためのことを仕切ったりする能力とかって、人との関わりで身につくんだよね。
人とぶつかったときに、何が相手の思う譲れないポイントなのかを察知する能力とか、それを踏まえて自分の譲れないポイントをいかに通していくか、とかね。
男女ともに、見た目より中身をみた方が良いとは言いますが、その内訳をしっかり考えていくことが大切ですね。
結婚は、することよりも良好な関係を継続していく方が大変ですから。
きちんと考えることそのものも、人間的魅力になっていきます。